営業のお知らせ
本日、カフェはスタッフ一人での営業となります。
タイミングによっては行き届かない面もあるかと思いますが、
ご了承いただけると幸いです。
焼き菓子はいつもより豊富に揃っています！
スコーンや、パウンドケーキ、ブラウニー2種類、
クッキーやかりんとうなどなど。
定番の2種類のケーキのお持ち帰りも可能です。
お土産やお見舞いにとお越し下さるお客さまも多く、
とても嬉しい気持ちです。
少し疲れが出たのか昨日からすぐれず、朝もゆっくりと寝かせてもらいました。
毎月のことなので数日でけろりと治っているはずですが、
今回は腰や下腹部の重さがひどく、長時間立っていられません。
最低限の仕込みだけをして、今日は休ませてもらうことにしました。
その代わりにこじまさん（夫のほう）がせっせと仕込みに精を出しています。
無理しないでね、と言ってはいますが、こういう時には
動ける人は動いていたほうが楽、ということもあるようです。
とはいえ、こじまさんにも背中に大きなおできができていて、
やはり心労かしら。
盲腸だの、おでき（粉瘤の疑いが濃厚）だの、できるものが
ちょっとくすっと笑える、というのはこじまさんのいいところだと思います。
地震の知らせを聞いた、友人知人から、優しい気持ちと共に、
たくさんの物資が届いております。
遠く福島からは義援金まで。
みなさん、この数年間になんらかの被災をされた方達。
白線文庫の時から厚くお世話になっている方へのお礼の電話でお話をした時に、
自分たちもしてもらったのだから、とにこやかにおっしゃっていました。
そしていつもいちいち何かと笑わせてくれる大好きな友人からも。
みなさんまだまだ大変なことや、気をもむようなことだってあるかと思います。
日本中、どこに住んでいたっていつ災害が身に降り掛かるかわからない。
そういう状況で私たちのことを考えて行動してくださったこと、
言葉ではいい表せない感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちもまた、こうやって行動していこうと心に誓いました。
この優しさの連鎖の中にいることが本当に幸せです。
ありがとうございます。
私たちも、ここで、その先のだれかの、
にっこり微笑んでくれている顔や、
ふーっと肩の力が抜けていく様子を思い描きながら、
できることをやっていこうと思います。
まだ開店する前にお店を準備しながらいつも二人で言っていた、
折に触れて思い出しては力をくれる言葉があります。
「あるもので、できることをやるだけさ。」
友人の友人の（遠い。笑）イタリア人シェフの言葉です。
日本に遊びに来た時に、勝手も違う、素材も違う、日本の一般家庭の台所で、
とびきり美味しいパスタを作ってくれた時の言葉だったと思います。
ないことを憂いたり、言い訳にしたりせずに
あるもので、自分を上手に活かして人を喜ばせること。
いつもこの精神で。
今日もお店を開けて、お待ちしています。
kaori
2016年10月27日