補足
先のブログで、「していただいたこと」ばかり書いてしまったのですが、
もうひとつ、「そっとしておいてくださったこと」へも、大きな感謝を。
地震を知ってとても気にはなったけど、今は大変だろうからと、
連絡するのを遠慮して下さった方もたくさんいらっしゃると思います。
友人を通して安否の確認をしてくださった方がいることも聞きました。
温かいお気持ちが伝わってきています。
ありがとうございます。
ぜひまたいつかの機会に、お店に顔を見にきてくださると嬉しいです。
さて、ひとつおもしろいお話が。
ハクセンへは、一番大きな揺れの15分後くらいに友人からすでに支援物資が届いていました。
中身は、KANELのパンと、自家栽培の米と芋!
水が止まってしまって炊事が面倒な時に、
美味しいパンの朝食で一日をスタートできたことは、
お腹の底からありがたかった。
そして米と芋って、こんなに助かるものないよね。
送ってくれたのは私たちが、遠くに住んでいる家族、と思っている友人で、
なんてタイミング!こんなことってあるのね!と楽しくなりました。
また、次の日には別の友人から娘へのお下がりが到着。
急に季節が変わったように肌寒くなってきたところだったので、
即戦力の洋服にも助けられました。
どちらも、地震のことなどつゆ知らず送ってきてくれたもの。
これほどに、心の通じることってあるのですね。
ただの幸運な偶然と片付けることもできますが、
私にはなんだか大げさではなく、人間の持っている可能性を感じる出来事でした。
伝わってきている優しい気持ちがとても大きく、
感謝を伝えたい気持ちが溢れて書かずには眠れなくなるので、
なんだかしつこいかなと思いつつ書かせていただきました。
余震はまだ少しありますが、ずいぶん収まってきています。
中部でも被害状況は色々でまだまだ大変なところもあるとは思いますが、
私たちは概ね大丈夫です。
(ちょっと落ち込んだりとか、夫婦で険悪になったりとかはあるけど、
でもそういうのって普段からあるものだしね。)
その優しさ、ご自身と近くにおられる方に向けてあげて下さい。
きっと巡り巡って見えない形で伝わってくるんじゃないかな、
そういう世の中がいいな。
kaori
2016年10月27日